学資保険って本当に必要?

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保険会社の言うまま学資保険に入っている方が多いかもしれませんが、本当に必要って疑問に思っている人もおられるでしょう。
「友人やご近所の人が、入っていて安心そうだから」と、何となく学資保険に入ってしまった場合も多いようです。
以前は、貯蓄性の高い商品として学資保険を考えて入っていた方もいましたが、現在では低金利で、払い込み額に対して、受け取り額が少なくなってしまうケースがほとんどです。
貯蓄を考えるのであれば、別の金融商品でも十分です。あえて学資保険を選ばなくてもいいわけです。

では、なぜ学資保険に入るかと言えば、学資保険は貯蓄と共に、保障内容も充実しているからと勧められているようです。。
確かに、学資保険の一番の魅力は、貯蓄性と保障が同時に得られることだと思います。
しかし、学資保険とは別に生命保険で、しっかり保障があればあえて学資保険でなくてもいいという考え方もあります。
保険料の安い、共済などの掛け捨てタイプの方が保険料も安く、良い場合もあります。

そこで、現在の学資保険には、余計な死亡保障などを付けずに保険金をカットして、貯蓄性を高くした商品も増えています。
銀行預金では、使ってしまう恐れがある・・というような、貯蓄が苦手な人には、貯蓄性の高い学資保険であれば、将来を見越して計画的に貯蓄することができるかも知れませんね。
学資保険は、必ずしも必要であるとは限りませんが、それぞれのご家庭の事情により上手に利用したいものです。

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貯蓄性の高いソニー生命の学資保険

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貯蓄性の高い学資保険を探しているなら、ソニー生命がいいかも知れません。
ソニー生命の学資保険は、貯蓄性に重点を置いた学資保険で、親御さんの間ではとても人気のある保険です。
銀行や郵便局の金融商品より、利率の面で有利で、何はともあれ、元本割れしないというのが大きな特徴の「5年ごと利差配当付学資保険」という学資保険です。

例をあげますと、父親が30歳、子供が0歳のときに加入した場合、18年間支払った保険料総額の108%を、中学、高校、大学の進学時に分けて受け取ることができます。
中学、高校で学資や祝い金を受け取らず、大学進学時に重点をおいたタイプを選択すれば、さらに利率がアップして有利です。
なぜこのような高い貯蓄性が実現できるのかというと、それは子供の医療保障をつけずに、子供の死亡保障も最低限に抑えているためです。
最低限の保障と言っても、子供が死亡した場合、それまでに支払った保険料は全額払い戻しされるという制度があり、契約者に万一のことがあっても、その後の保険料を支払うことなく、祝い金や満期学資金を受け取ることができます。

もう1つ、大きな特徴として、状況に応じて、17歳満期が選択できるという点です。これは、うれしい特徴です。
というのも、誕生月と契約日の関係から、18歳満期ですと、高校卒業後に満期になってしまう場合があって、実際にお金が必要な時に学資金が受け取ることができないことがあるからです。
おかげで、別途教育ローンを一時的に借りたという困ったこともあり得たからですね。
ソニー生命は、実際に利用されるご家庭のライフスタイルをよく考えて商品を開発しているところが、最大の魅力かもしれませんね。

学資保険として「低解約返戻金型」終身保険を利用する。

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子供の教育資金の確保のために、学資保険の代わりに「低解約返戻金型」の終身保険を利用するという方法もあります。
「低解約返戻金型」とは、保険料を払い込んでいる期間中に解約した時の解約返戻金を、通常の70%に抑えることによって、通常の終身保険より保険料が安く設定された保険です。
保険料が、通常のものより1割前後も安くなる場合もあります。

保険料が安くなっている分だけ、払い込みが終了してから解約した場合に戻ってくる保険料が高くなるので、この機能を利用して子供の進学のタイミングで解約すれば、支払った保険料に対して受取額が上回り、貯蓄性が高くなるというわけです。
払い込みが終了していれば、いつでも解約可能だという点も嬉しいですよね。また、終身保険の払い込み期間を10年から15年程度と短く設定すれば、教育費が一番かかる、大学入学時に、安心してまとまった資金を使用することができます。
払い込み期間中に解約しなければ、払込満了後の解約返戻金は通常の水準に戻ります。
また、全部解約しなくても、必要な分だけ解約をして、そのまま終身保険を減額して続けることもできます。
解約せずに、据え置きしておくと、その期間が長いほど、返戻率がアップします。1年解約せずにいただけでも、2万円程度の差が生じるので、すぐに必要でなければできるだけ寝かせておけばその分お得です。
終身保険の払い込み期間を短くして利用するわけですから、払い込み期間は短ければ短いほど、月々に支払う保険料は高めになるものの、子供が産まれて早めに契約すれば、子供が中学生のうちには払い込みが終了するということですよね。
まだお金のかからない、義務教育のうちに支払が終了するというのは、家計をやりくりする上で、大きなメリットであるといえると思います。

保障面でも安心です。基本は終身保険なので、契約者である親に万一のことがあった場合に受け取る死亡保険金は、通常の学資保険のものより、高いものとなっています。
この保険金を子供のための教育費にあてれば、保障面でも安心ですね。

払い込み期間の設定条件は、保険会社によって様々です。
img70757.gifあいおい生命は、最短10年の払い込み期間が設定でき、様々な子供の年齢に対応することができます。配当金はありませんが、利率が変動するタイプです
東京海上日動あんしん生命の保険は、15年以上90歳以下に設定しなければいけないことになっています。利率が一定されていて、5年ごとに利差配当金がでるというタイプです。
タイプは違いますが、どちらも将来の運用利率の変化に応じているものなので、どちらが良い、といったことは一概に言えません。
オリックス生命の98歳満期の長期定期保険は、返戻率が高めになっていて、学資保険として人気があります。
ただし、35歳以上でないと契約できず、50歳までに払い込みを終了させるといった条件がついています。

「低解約返戻金型」の終身保険は損保系の生命保険会社で多く扱っています。終身保険ですと、幼稚園、小学校、中学校などの入園、入学時に学資保険のような祝い金はありませんが、学資保険に貯蓄性の高さを一番に求めているなら、是非選択の1つに考えてみてください。
複数の保険会社で試算してみて、自分の年齢や、将来の計画に合った条件の保険を選択するとよいでしょう












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